月夜桜閲覧室

管理人の戯言(日常・二次三次元の萌え)+創作小説です。

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The last guilty 

  1. 2007.
  2. 04.
  3. 28
  4. (Sat)
  5. 16:30
注)このタイトルには、BL要素が含まれています。

BLが苦手、生理的に受け付けない方、BLという言葉を知らないという方は、此処から先を読まないでください。

此処から先を見て、不快な思いをしても当方では一切の責任を負いません。

自己責任で、一つよろしく。


はい。今回は早いですね。
そして少し長い…かも。
構想が一応あったんで。かけました。が、次からは解りません。
ご理解を…。

若干しゃべり方が1話から比べると違わないか?という感じなのですが、なにせブランクがあるので…ね。
ご勘弁。

前回は小説。というよりも、説明文。みたいなダメダメな展開だったんで、今回は会話とか頑張ろう、って思ったんですけど…。

会話、苦手だ…(致命的)。

どうしても、心描写とか背景描写ばっかりになってしまう…。
だれか。会話の書き方…教えて~…。

では、いける方だけどうぞ。
「The last guilty 」の続き▽
++++The last guilty ++++
     Ⅱ-Ⅱ『それはまるで朧のような・・・』

「それは、困るよ。修道院なんか行かれたら、俺貴方に逢えなくなるじゃないですか」

其の言葉はどんな、聖書の一文よりも心に響く。

ならば。
追いかけて。追いかける。

其の手に。腕に。抱くために。



「…お前が困ろうと、私には関係の無い事だ」

先の細雨の言葉は、するりと心に入り込み、何かを納得させる力があった。
が、それは理解しがたい感情でもあった。
それでも、其の言葉に彼の姿を見止めて、表情が和らいだのは否めない。

しかし、その理由もわからない。

逆光の中で、細雨の表情が見て取れたのも、初対面とは違い彼の面影を知っているから。
それが答え。

「でも。嬉しそうだよね?」
細雨はにこやかに言いながら、聖堂に足を踏み入れ更紗に近づく。

「…何を、勝手に」
「勝手じゃないよ?今だって。ほら…」

するり。と細雨の手が更紗の頬に近づく。
が、その手が頬に触れることはなく、触れる直前で其の手を細雨は引きもどす。

「…そうだね……やっぱり、勝手な解釈、だったみたいだ」
寂しげにそう告げる。
「また、明日来ますよ」
そう続けて踵を返す。

そんな。触れそうになる直前まで、確かに微かな微笑みをたたえていたのに。
細雨の手が触れそうになるその時に、その表情を強張らせられたら………踏み出せない。

細雨が遠ざかる足音は、理不尽なほど大きな音に聞こえて、理不尽なほど更紗の心をえぐる。
その痛みも、切なさも。如何して感じるのかわからない。

いや、感情はわかっているが理性が理解できない。自覚を促さない。
其れだけ。
答えはもう、其処に存在していて、受け入れるだけなのに。
それが、できない。
自分の基礎は信仰だから。
受け入れれば、自分も否定することになる。
今、自分が抱いている感情はそういうものなのだ。

閉じられた聖堂の扉。
それは、自分の心の扉。

言葉が脳裏を反芻する。

『また、明日来ますよ』

心に、響く。刺さる。
理性を、えぐる。


曇天。
おかげで、聖堂にあるステンドグラスが落とす影はくすんで、希薄な影しか落とさない。

それはまるで自分の心のように思えた。

あれから三日、細雨が『また、明日来る』と告げてから三日が過ぎたが細雨はあれから此処に姿を見せてはいない。

それは、喜ばしい事なのに。
どうして、こんなにも心が曇るのか。

聖堂の扉が開くたび、教会の戸が叩かれるたびに細雨の来訪を思ってしまう。

教会の雑務をこなすために、机に向いながらも来訪者を伝えるベルが鳴るのを待っている。

そして、それが細雨であることを願っている。
随分と、異端的な考えだ…。そう自嘲する。

そう、其れならば本当に此処から遠い場所にある修道院にでも行って、信仰心を高める修行をすればいいのだ。

少し前なら、それは直ぐに実行できただろう。
なんの迷いも無く。

しかし、気付いてしまった事がある。
会わない日々が、ずっと自覚を拒んできた理性を確実に揺らす。

閉ざされた扉の鍵は、手元にあってその鍵はもう扉を開けるための動作を始めている。

『それは、困るよ。修道院なんか行かれたら、俺貴方に逢えなくなるじゃないですか』

そう。修道院なんかに行ったら、逢えなくなるのだ。

「これは…異端審問会行きだな…」

小さく呟いた。
灰色の空から、雨が降り出す。

彼の名のように。
細く細かい雫が世界を包んで…。

一層、逢いたくなる。


明日、また教会を訪ねる。
そう言った。
一方的な約束だったが、守らねばならない約束だった。
しかし、それが出来なかった。

渇き。枯れる。

もう、随分血を啜る魔性の生き物としての性を封印している。

自ら。『あの時』から、もう嫌だと。

自らの性を否定した。

あの、血が口腔を焼いて喉を焦がし、内腑を灰と化し、心身を潤す感覚。
吸血鬼としての自分が求めるその感覚。恍惚。

しかし、其れを求め、求めすぎると其れはただの不快な行為にしか感じられない。

自分を見て、恐怖に慄く人間を追い、その血を啜ることが、腹を抉り全身に血を行き届ける心臓を食うことが、欲求の全てを満たしていた頃。

しかし、其れも求めすぎれば、もうそんなことをしたくないと、拒絶する。


あれから、あの時から、もうずっと己の唯一の生命の糧を口にしていない。

それが、自分の命を縮めている。
魔性としての性質を奪っている。

だから、教会も日中も十字架も恐くない。
銀の銃と杭は、以前よりも確実に恐ろしい。

克服したのではない。
死に、向っているだけ。

其れならば。悔いは残したくない。

ああ。教会へ向わなければ。
それだけが、ぐるぐるまわる。
しかし、体が動かない。

周期的に襲う欲求。
血液を求める本能を理性で押し殺している、反動。

どんなに、拒絶しても本能は本能。

渇く。枯れていく。
それでも否定し続ける。
否定し続けて、続けて。
通りすぎるのを、待つ。

ああ。教会に…行かなければ…忘れられてしまう。

もし、修道院に行かれたら。
其処を探して、追いかける時間が自分にはあるだろうか。

背を預けた壁、頭上に位置する窓から微かに覗く空は、雨。

雨音が静かに響く。

彼も、この雨をきいているのだろうか。
世界を共有しているのだろうか。

渇きが、少しずつ遠ざかる。


雨は一晩であがり、雨で洗い流された空気はとても清浄。
濡れた地面からは、雨あがり特有のにおいを立ち上らせる。

「御免ね。来れなくて」
ミサが終わり、誰も居なくなった聖堂。

晴天の空がステンドグラスを色鮮やかに輝かせる。
何時ものように、聖堂の入り口で細雨が告げる。

逆光でも解る面影は、その人を想うから。

彼の声を聞いて、姿を見て嬉しくなるのは、その人を想うから。

「来ないうちに、修道院に行かれたらどうしようかと思ったんだけど…取り越し苦労だったかな?」
微笑みながら細雨が聖堂内に入ってくる。

その足音が近づくのが、待ち望んでいたのはその人を想うから。
彼が、細雨が聖堂の扉を開いたのがうれしいのは、細雨を想うから。

「修道院に行ったら、困る。そういう言ったのは……細雨。お前だろう」

名を呼ばれ、驚いた。けれどそれ以上に嬉しかった。
細雨のその手が、更紗に触れる。

強張る表情もなく。
それは受け入れられる。

「これは……もう、異端審問会行きなんだが……気付いてしまったものは仕方ない…だろう」

後半の呟きは、微かに音にした程度で。

拒絶されても。拒絶しても。

追いかける。追いつかれる。

其の腕に抱くために。抱かれるために。


少し、低い細雨の体温。
その腕の中で。

気付いた事がある。

ずっとずっとただ、愛されたかった。
ただ、それだけ。

そんな、単純な事。それに、気付いた。
                   Ⅱ『それはまるで朧のような』・end
       To Be…The last guiltyⅢ

 

+++++++
お粗末でした。
いやーこんな感じの書くの初めてなんで、恥ずかしいです!!!
次は、和風ファンタジー書きてぇ!!(終らせてから言え!)
しかし、今回はマジ『cartoon KAT-TUNⅡYou』に助けられた!

切ないラブソングとか、大人な恋愛的な曲とかたっちゃんのソロとかカメちゃんのソロとか。ゆっちのソロとか。いい感じに助けられた!

でも、駄文。(だめじゃーん)

感想あればお待ちしております。
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COMMENT

Hello!!

わいもんホムペ見たよ。そっちにも書いたけど、気にしないでね! Never mind!!

んほ

いいっすね!!
このままラブラブになっちゃってくれ!!!
かわいんですけど細雨が!!


只今返事が来ないとこのほかにもう一個のとこで入札してます。
そっちが落とせたら、返事こないとこは評価悪いにしてさよならだな。
どうせ落札決まるまでに返事来ないだろうし。
なんかさぁ、落札者としてはがっかりだよね。こういう出品者がいるとさ。


6月さらにこっちに帰省するの?したらロケ行こうぜ!!一応17日にもオンリーあるんだけど。

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プロフィール

氷櫻音羽

Author:氷櫻音羽
北に生息する妄想族。
主食は妄想。
ずっと二次元とラルクが好きだったけれど、KAT-TUNのデビューと共に三次元にも目覚めた駄目人間。

人生の岐路で迷走中のアラサーヲタク(涙)

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