月夜桜閲覧室

管理人の戯言(日常・二次三次元の萌え)+創作小説です。

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The last guilty

  1. 2007.
  2. 09.
  3. 17
  4. (Mon)
  5. 18:35
注)このタイトルには、BL要素が含まれています。

BLが苦手、生理的に受け付けない方、BLという言葉を知らないという方は、此処から先を読まないでください。

此処から先を見て、不快な思いをしても当方では一切の責任を負いません。

自己責任で、一つよろしく。



久々です。
ええ。前回が四月ですから。
もう、こんな事やってたなんて、誰も覚えてないだろうと…。
忘れた頃にやってきます!!
また、亀の歩みでぼちぼち連載していけたらいいなぁ…と。

なんか、さ、J禁系以外の文章を久々に書いた…というアレ(笑)。

ああ、なんかこう、派手なアクションシーンみたいなそういうの…書きたい(希望は希望)。
では、いける方だけどうぞ、

「The last guilty」の続き▽


+ + + +The last guilty+ + + +

Ⅲ-Ⅰ『君の居る世界と…』
覚えている?
あの頃を。

君にとってはもう、遠い記憶かもしれないね。
そして、忘れたい記憶でもあるだろう。

でも、それが君の本性だ。
性だ。

忘れては、いけないよ。
君は、僕等は…闇の生きるもの。
魔に属するもの。

光に触れてはいけない。
聖に、惹かれてはならない。

惹かれれば…どちらの未来にも、幸福は訪れない。


夜闇、月光の筋が朽ちた教会の聖堂の床に、光の道を作る。
祭壇の先まで。
紅李澄は、光の筋から離れた闇の中の長いすの上でため息と共に立ち上がり、月光の道を歩く。

朽ちた教会の外は、生き物ひとつ見当たらない荒野。
枯れた木と、渇いた大地と石が月明かりのなかで、青白く輝く。

「細雨…君は、どうしても彼を選ぶのかい?」
月が死人の眼のように、ぽっかりと穴を開けた夜空に紅李澄は呟いた。
誰の耳の届くことの無いその言葉は、青白い月の光に溶けて消えた。



木陰の下から見上げる空は高く、澄んでいた。
雲ひとつない青空が其処にはあり、少し肌寒い風がながれた。
見上げれば、涙が零れそうになる。

光の溢れる世界は、こんなにも美しい。と。

記憶の中にある、あの忌まわしい事件を引き起こさなければ、自分は此処には居れないし、彼にも出会えなかった。

忘れたい記憶ではあるが、自分にとっては大きな転機だった。

思い出して、細雨は眉を寄せて、頭を振る。
『あの時』の光景を思い出すだけで吐き気がすると同時に、無性に渇く。
渇くのと同時に、枯れて行くのもわかる。

思い出しては、いけない。

両手で顔を覆い、それから深呼吸をする。
肺に冷たい空気が満たされる。

「何を、している?」
木陰の後ろ、つまりは自分の後ろから更紗が声をかけてきた。
切花の束を両手いっぱいに持って、少し微笑んで自分を見ていた。
「…深呼吸?」
「愚問だったな。見れば解る」
「ねぇ、その花なんていうの?」
更紗が持つ花を、見上げて細雨は問う。
「これは、秋桜だ。花壇に咲いている花だよ」
「花壇の花、切っていいんだ」
「……面白い事を言うな。お前は。他の蕾が咲くために、咲いた花をバランスよく切るもの、手入れのうちだ」
「ふぅん…」
そう呟いて、細雨は地面から腰を上げる。
「一束分けようか?」
「うん…でも」
そういって、秋桜を一本花束から抜き取り、更紗の金の髪に挿す。

「更紗の方が似合うんじゃない?」
にこり。と細雨は笑った。
「なっ。…良くそんなことが、恥かしげもなくいえるな!お前は!」
そう言い放って、くるりと背を向けて歩き出してしまう。
背を向ける瞬間の更紗の表情が、少し嬉しそうだったのを細雨は見逃さない。

嬉しくなる、更に愛おしく思う。
更紗の後ろ姿を見る細雨の眼は、とても穏やかでそして、とても幸せそうな笑顔だった。

「其処に何時までも居るつもりか?外にずっと居たなら、冷えただろう?中で珈琲を煎れるから、よって行けば良い」
声が届く程度はなれた場所で、そう声をかけられた。
「うん。その花も、分けてくれるんでしょ?」
そうかえして、更紗の元へ歩き出だす。



太陽が、西の空に沈み、青い空に薄く浮いていた月が、少しずつ濃紺の空にその姿をあらわにし始めた。
紅と藍の美しいグラデーションが、天を覆う。

あれから、更紗はずっと髪に花を挿していた。
時折、其れに触れながら。
そして、一束分けられた花束を渡しながら、「黒の方が、秋桜の色が映えると思う」。
と呟いた。

花を、片手に勝手に拝借した廃墟家屋につく頃には、もうすっかり日は暮れ、月明かりが美しく輝いていた。

そして、部屋の入り口に見知った顔を見る。
月明かりの下、赤茶色髪、紺の民族風衣装の…。
「く…」
「やぁ、細雨…元気そうだね…といいたいところだけど…随分弱ったね?もう随分血を吸っていないんだろう?」
紅李澄は、困ったような表情で細雨に近づいてくる。
「そして、随分奇特な所の『匂い』がするね…、教会なんてさ」
「紅李澄…」

細雨の手にある花に目をとめ、残念そうに彼は告げる。
「君に…いや、僕等に花なんて似合わないよ?花は日輪の下に咲いてこそ美しいもの。僕等闇の生き物のには…過ぎたものじゃないか…」

遠くで、教会の鐘の音が微かに聞こえた気がした。

どうしようもなく、更紗に会いたい。
そう、思った。

花束が落ちる渇いた音が、やけに大きく耳に届いた。
                          続く。
 
**************
はい。
毎度毎度BL謳ってる割にはBL要素少なくて、すいません。
力不足です。BLは、書くより読むほうが断然好きです。
かけません。

今回、やっとこさ、更紗のイメージ絵、というかこんな感じーって、いうイメージ人物が頭に浮かんだので、そんな感じ…で…と思いつつ書きました。

ええ、誰かは言いません。
金髪だった人です。解っても、心の中に仕舞っておいてください。
恥かしいので!!

此れで、書きやすくなる!
しかし、性格が定まってない…。もう駄目だ…。

しつこいでしが、細雨は黒髪の頃のたっちゃんがヴィジュアルイメージです。
此れも今や恥かしいけど!
秋桜とたっちゃん…にやり。と妄想しておりました。

わーん変態!!

変な事書かないうちに消えよう!
(もう十分だ)




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プロフィール

氷櫻音羽

Author:氷櫻音羽
北に生息する妄想族。
主食は妄想。
ずっと二次元とラルクが好きだったけれど、KAT-TUNのデビューと共に三次元にも目覚めた駄目人間。

人生の岐路で迷走中のアラサーヲタク(涙)

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