月夜桜閲覧室

管理人の戯言(日常・二次三次元の萌え)+創作小説です。

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SS『図書回廊』

  1. 2007.
  2. 10.
  3. 29
  4. (Mon)
  5. 21:22
そこは、島ひとつが本を管理する建物。

黒幺島。


此処の図書回廊には、この大陸全ての書籍が集まる。



どんな機密文章でも。

どんな、戯言をまとめた日記であろうと。
「SS『図書回廊』」の続き▽
この大陸に、本が生まれると此処に必ず其れは蔵書として『更新』される。

時間も時期も問わない。

そして、この広大な図書回廊の蔵書の全てを此処の司書は把握している。







ことん。

と、受付カウンターに一冊の本が何所ともなく現れた。

白い、ただ紙を製本用のクリップで纏められたものだった。

本、とは呼びがたいが紛れもなく本である。

祀渚の軍手じみたモノを纏った手が、その本を手にする前に白い女の手が其れをとった。

活字しか、認識しない目。

「……どうです。其れは」
「これは、どうやら人を作るための研究のようですよ」

「ほう…」

人間とは、罪深いものだ。


「何処かの、機密文章かな?」

祀渚とは違う人物が、そういいながらぱらぱらとページを繰る。

「オーゼガ二ィ…生命工学研究室………責任者印…ルフィア・アウトロー及び、クルーアル・アウトロー…………ですって。祀渚さん」

「ああ、もう完璧な機密文章ですねぇ……天下のオーゼガ二ィも機密文章が、こんなところに存在しているなんて知りもしないでしょうけどね」

「それじゃ、祀渚さん。これどうします?」

「本は本。蔵書は蔵書です。一般の本と一緒の扱いですよ。まぁ…ここから此れを一冊探すのはとても難儀です。其れこそ一生かかってもね。
私達以外は…此処にあってこそ機密は保たれる」


祀渚は見渡す。

果てすら見えぬ回廊の先を。

天上すら見えぬ本棚の塔を。


此処は、黒幺島。


ノースアストで生まれた本は、全て此処に集まる。


そして、今此処に『更新』された本こそ、全ての始まり。


幸せになるために、始められた全ての不幸の始まり。


そしてまた、本が『更新』される。

****************
なんとなく、書きたくなったので。


うーん。

わいもんにハロウィン用の話書きたいけど…。
難しいかなー…。





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プロフィール

氷櫻音羽

Author:氷櫻音羽
北に生息する妄想族。
主食は妄想。
ずっと二次元とラルクが好きだったけれど、KAT-TUNのデビューと共に三次元にも目覚めた駄目人間。

人生の岐路で迷走中のアラサーヲタク(涙)

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