月夜桜閲覧室

管理人の戯言(日常・二次三次元の萌え)+創作小説です。

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SSを書いてみた。

  1. 2008.
  2. 03.
  3. 26
  4. (Wed)
  5. 23:28
うーあー。
急ごしらえですが、オリジナルSSを書きました。

SSですが、長いと思います。

本当に気になる人だけどうぞ。


中学?のころ考えた設定を使ったお話です。

設定、気に入ってるんです。
この間、風呂場で内容が降りてきたので書いてみましたー。

しかも、タイトル考えてないです。
ので、ただの『序章』でスイマセン。


ああ、お腹空いた。



あ、返信は反転でどうぞ。
おおお!
時代村!咲斗しゃんと!うはあ!!
え、和風のアレって、BLEACHで良いのかえ?
此処から時代村ってどうやっていくんだろう(笑)
地図見ておく!楽しみ!!



では、以下どうぞ。
「SSを書いてみた。」の続き▽
『序章』


空は、木々の葉に覆われ、此処には、光は届かぬ。

わずか、其の間を通り抜けた微かな光だけが、この地を照らす。


富士の山麓に広がる樹海。
時期さえも狂わす其の場所は、常に死の気配に満ち自らの命を絶つ場所として、この地を選ぶ者も、少なくはない。

その、暗く澱んだ場所の奥深く、その人など訪れる余地もない場所に、その場にはそぐわぬ光りを纏って、まるで、最初から其処に居たかの様に。
そこに映像を再生したかの様な唐突さで、それは其処に現れた。

この場には相応しくない、十二単を着崩したような。
郭の傾城が纏う打掛けのような。
しかし其処にこの世の艶(いろ)はなく、ただ神々しい。
その着物に、流れる艶のある長い黒髪が、さあ、と風に揺れた。

そして、決して樹海を、獣道を歩くに相応しくないその姿で、彼女は前へ進む。
木々や、草花はまるで頭を下げるように、彼女が近づくとその場に道を作る。
そして彼女はそれが当然、というように平然と前へ進む。

程なく見えて来たのは、朱塗りの鳥居。
境界を分ける、印。
その鳥居は、まるで昨日塗料を塗りつけたばかりの様に、僅か届く光を照り返し、濡れたように光る。
薄暗い、其の場所に、人が寄りつかぬ場所に平然とそして悠然とそこに建つそれは、一種不気味でもあった。

何故、此処にそのような人工物が存在するのか。
其処に奉られる神など、あるのか、と。

彼女がその鳥居に近づき、しゃらん。と声を放つ。
「石英。居るのでしょう?」
硝子のような繊細で、通る声。

「…やはり、花雅(はなみやび)の者には、私の誤魔化しも…効かぬか」
「私を謀るなど、いくら石英でも出来ないことだわ」
「それは、褒められている。と、とっても良いのかね?桜依(さくらい)」
声の主は。快活な声音でありながらその口調は落ち着きをはらい、堂に入っている。
「私は、そう容易く他人を褒めない。好きに撮ればいいわ。……それより、石英」
桜依、と呼ばれた彼女の気が、ぞわ。と冷たいものになる。
一瞬にして、最初から肌寒いその場所が、真冬のそに急に変わる。
しかし、其れとは明らかに違うその冷たさ。
肌を斬り、精神を侵食するような、天上からの怒りを降らせたような、異常なまでの冷気。

「お前は、私と言葉を交わすのに、何故私の頭上に居る。お前は何時から私の上に立つ者となった。私は神の眷属。貴様は其の私達に傅くものだという事を忘れたのか!痴れ者め!」

があぁん。と雷鳴の様な音がなり、微かに射していた光すらも遮断される。
ごお。と風が強い怒りを持って吹き抜け、木々と鳥居を揺らす。

「桜依。…お前は本当に短絡的だな。そういわれないか。柚鶴(ゆづる)や、叶蝶(かちょう)に」
闇の中に、小さな影が落ちる。
猫の影。
闇に溶ける漆黒の肢体に柘榴石のような、深い紅い眼。
石英と呼ばれた声の主だ。

「兄さま達は、関係無いわ…比例を詫びなさい」
姿を現した石英に眼を向けることもなく、そう告げる。
ふう。と息を吐き石英は儀礼どおりの言葉を述べる。
「我等、杉舞(すぎまい)の一族、神の代行者たる花雅に常に殉じるもの。杉舞の代表としての己の無礼を詫びて、誓い改めましょう」
「…本当に儀礼どおりね……私も自ら此処に出向いた身でありながら、過敏になりすぎたわ」
「まぁ、それが桜依らしいといえば、らしいが……儀礼どおりの言葉でも、人型でもとれれば、まだ様になるのだがね…この姿では滑稽にしかならんな。・・・…まぁ、この疲弊した関東の境界を護り修復するためには、其れは諦めるしかないね…」
ゆっくりと、微かな光が射してきたその小さな陽だまりの中で、石英は呟く。
「その功績は、花雅一族の沿総意で讃えるわ。あの『異変』があってから、境界を保ち、そして修復するために消費する呪力は並大抵のものではないと、理解しているから」
「他の…雪花(せっか)綴喜(つづき)耶城(やしろ)も同じことだろう……皆、困憊している」
「何所の一族の、結界師たちも皆貴方と同じように、呪力を極力消費しない姿に変えて、各々の境界の修復と維持に尽力を尽くしているわ」
「あの・・・『異変』は我々に大きな被害を与えたからな……どの一族も、有力な術者を、少なからず何らかの形で失った…」
「花雅とて…同じ事…・・・そして、その『異変』はまた何時起こるかわからない…」
わからないが、必ず其れは必ず訪れる。
神託として、其れは既に告げられている事だから。

「ああ…此処で立ち話も、無礼にあたるね。小さいが…我が家に来るかい?嵐(らん)が静岡から良いお茶を持ってきてね」
「そうね…まだ話したい事が沢山あるのよ……お邪魔させて頂くわ」
そういって、気軽な動作で、石英を抱きあげ鳥居の奥に消えて入った。



「え…えええええええ?!ど、どうして!」
鳥居の奥、それなりの大きさの純日本家屋の土間に、花雅の者が現れたのをみて嵐は思わず声をあげ、はっ。として今にも地面にのめり込みそうな勢いで、頭を下げた。
まさか、実物をこの眼で見ることがあるとは、思わなかった。
何時も、花雅の一族との謁見は水鏡での連絡で、こうして一族の元へ足を運ぶなど、ある訳が無いのに…。
(しかも、桜依さまが・・・!確かにさっきから、変な感じはしてたけど…まさか・・・!)
「気にするな、嵐。今日は特例である程度なら桜依も眼を瞑る、と言っている」
石英が桜依の腕の中でそう答える。
「……!っか!なんでそこに石英がいるわけ?!どういうこと!?」
石英の声が、ありえない場所から聞こえて、思わず声をあげて、声を荒げる。そして目の前にいる桜依をみて、さぁーと顔を青くして絶句する。
「ふふ…嵐、気にしなくていいわ。・・・と言っても無理かも知れないけれど。・・・・・・静岡の美味しいお茶、いただけるかしら」
桜依はそう微笑んだ。


嵐はの外見はごく普通の男子高校生と変わりがない。月齢が一周すると共に性別が入れ替わる事と、それに付随する特殊能力を除いては。
そして、花雅の配下である、雪花、綴喜、耶城そして杉舞の一族のごく普通の地位にいるのだ。
石英のように、何百年も生きていて、『一族の境界を護り、維持する』などという大きな使命もない。
まして、花雅の者と会話など、ありえない。

なのに、何故。
何故自分はこうして、花雅の一の姫、桜依にお茶を淹れることになったのか・・・。
お茶の作法には自信があるが、上手くいかない。
「くそっ・・・緊張しすぎて急須がもてねぇ・・・故都(ゆえと)でも蛍火(けいか)でもいいから帰ってこいよ・・・!」
ぶつぶつ言いながら緊張で震えて、更に固まる手を動かしてお茶を淹れる。
土間向こう。
襖一枚向こうには神の眷属である桜依が居る。

抑えてはいるようだが、満ちる神気は恐ろしいほどで、呼吸も多少だが苦しい。
綺麗過ぎる水に魚が棲めないように、人も神気で浄化されすぎた空気には馴染めない。
(それなのに、平然と同じ空間に居られる石英は、凄いよな…っていうか、これからこれを、俺があの場所に持って行くのか…マジ、死ぬ)
ひとつため息をついてから、嵐は意を決する。

このお茶を、花雅の桜依様はご所望なのだ。
意に反するわけには、いかない。


襖の前まで来て、異変を感じる。

中からの声が聞こえない。
人が居る気配はするのに。
(境界、か・・・また無理してるな・・・。関東の境界の修復と維持だけでいっぱいいっぱいの筈なのに…)
「石英、お茶もってきた」
告げると、す。と襖が開いて石英の『白い手』が伸びる。
其れと一緒に、神気で浄化された空気が流れる。

肌を刺す、痛みが肌に刺さる。

「・・・人型とっても平気なのかよ」
「桜依の神気があるからね。平気だ・・・お茶ありがとう」
「…でも、こんなところで境界作っても平気なのか?今なら、人避けの時間符使えるけど」
「気遣い、ありがとう。でも大丈夫だ。花雅の神気のお陰だよ…長く恩恵に預かれないのが残念だがね」
それだけ言って、お茶の乗った盆を室内に引いて襖は閉められた。


それから程なくして、息苦しさが消えた。
(帰ったのか)
神気が消えた、ということは其処に桜依が居ないという事。
嵐はふぅ、と深く息を吐いて、桜依と石英が居た部屋の襖をあける。

其処にはぐったりとした、黒猫姿の石英が居た。
「石英!」
駆け寄ると、石英はひとつ呼吸をおいてから答える。
「ああ…悪いね。やはり花雅の神気と共に居るのは、キツイな」
「石英が人型とれて、境界の維持と修復して尚、もうひとつ境界作れるだけの力を持ってるなら・・・・・・花雅がやればいいのにな」
「素直な意見だ。……だがね、これは・・・境界の維持と修復は我々にしか出来ない事なのだよ。花雅の者に、これはできない。花雅には、花雅でやるべきこ……其れこそ、花雅にしか出来ない役割があるんだ」

嵐が石英を抱き上げて、縁側に出る。
樹海を切り拓いて人の住める状態にした其処には、小さいながら庭がある。
境界の中にある空間。
誰の眼にも映らない、空間。
庭には、季節ではないが、立派な桜と梅が植えてある。
此処に、石英が住みはじめたときに植えたものだという。

「嵐。三ヵ月後…阿蘇の綴喜に住み替えて欲しい。といったら受け入れてくれるかい?」
「っていうか、もう決まってるんだろ、それ」
「悪い。来るべき次の『異変』に供えての住み替えが、一族総動員で行うそうだ……此処には大雪の雪花から猫鵺(ねこや)が来るそうだ」
「奏月さまの、決定事だろ?それに反することは出来ないからな・・・」
「そうだな」
「でも……大雪と、阿蘇か・・・お互い遠いな…」
「なに。離れていても、お前は杉舞の人間だし、そう名乗ればいい。私達は家族なのだから」
「ありがとう」

さぁ、と風が吹いて樹海に、黄昏時がやってくる。
隣の人の顔も見えないほどの闇。
誰そ、彼。
黄昏の語源。
そんな時間でも嵐の眼には、漆黒の猫、紅い瞳が映っていた。






20年前、境界は尽く破壊され、花雅に仕える一族と花雅に多大なる害を与えた『異変』。
来るべき次の『異変』は必ず訪れる。

そのために、我々は境界の修復と維持を行ったのだ。
『異変』の序章は始りつつある。

次こそは、次で終らせなければいけない。

その三度目はあってはいけない。


そして、夜の横須賀港に悲鳴が響き、始まりの犠牲者が現れる。



+++++++++++++
この最後が、昔私が書いた話に繋がるんです。が繋がる話は、とても世に出せない文章なのでお蔵入り。
横須賀なんて行ったことないもの。
妄想で書いたから、人には見せられないの(笑)。
取材旅行とか行ってみたい!(殴)


この設定、一族の名前とキャラ名は、『花雅』『杉舞』『桜依』『石英』『猫鵺』しか固定してないです。
っか覚えてない!

ノートに最初の設定とかあるんだけど…見ないで書いてるのでその場で考えてます。
でも大まかな内容とかはそのままです。
何時か長編として形にしたいですが・・・無理かなぁ・・・。

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プロフィール

氷櫻音羽

Author:氷櫻音羽
北に生息する妄想族。
主食は妄想。
ずっと二次元とラルクが好きだったけれど、KAT-TUNのデビューと共に三次元にも目覚めた駄目人間。

人生の岐路で迷走中のアラサーヲタク(涙)

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