月夜桜閲覧室

管理人の戯言(日常・二次三次元の萌え)+創作小説です。

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The last guilty

  1. 2006.
  2. 06.
  3. 28
  4. (Wed)
  5. 23:47
注)このタイトルには、BL要素が含まれています。

BLが苦手、生理的に受け付けない方、BLという言葉を知らないという方は、此処から先を読まないでください。

此処から先を見て、不快な思いをしても当方では一切の責任を負いません。

自己責任で、一つよろしく。



今回からSS形式です。(特に二話は)
ちまちま進んでいくと思います。(特に二話は)
気長に見てやってください。
「The last guilty」の続き▽

++++The last guilty++++
 
      Ⅱ-Ⅰ『それはまるで朧のような・・・』

其れは、まるで炎を飲み込んだような感覚。
口腔を焼き、食道を、気管を焼き、内腑を灰と化す。

そして、其れは、己の生命の糧となる。

・・・・・・もう、どれくらいその感覚から、遠ざかっているだろうか・・・。       

薄く開かれたカーテンから、月光が射し込む。
丁度それは、顔を照らし、夢から現に引き戻すに十分なものだった。
夢は、直ぐに、記憶から消えてゆくもの。
しかし、いま見た夢は、まだ鮮明に覚えている。
過去の出来事、だからだろうか。

ベッドかわりのソファから半身を起こして、窓を見る。
手の届く位置にあるカーテンを、細雨は開ける。
カーテンを掴んだのは、彼の、牧師の腕を掴んだ手。
目を瞑り昼間の、出来事を反芻する。
まだ、胸が高鳴っているようだった。

告げた言葉と、腕を掴んだ感覚。
愛おしくおもう人に触れた感覚。

そして、ふと、窓の外をみて呟く。
「昼間、の出来事・・・か」
もう、すっかり昼間に行動することが多くなった。
夜が、自分の、自分達の時間だった頃が随分遠く感じる。
彼の腕を掴んだ己の手を握り、額に当てる。
昔は、太陽の其れと同じ存在だった月光が、月光の其れとして、細雨を照らす。

何時から、夜は自分の時間ではなくなったのか。
考えなくとも、わかる。
原因も、切欠も。

残された時間は、僅か。
有効的に、使わなければならない。
後悔を、しないために。

出来ることを。
叶わないことでも、叶えるために。



教会を運営するために、必要な経費のやり繰り、教会本部との連絡、地域との交流。
今、この教会に本部から派遣されれ居るのは、自分1人だ。
牧師としての勤めの他、雑務もこなさなければならない。

ランプの橙の灯りの元、教会本部へ送るための書類を完成させ、更紗は傍らに置いた、珈琲で満たされたカップを手に取る。
珈琲はすでに、その温かさを失って其処にあった。
其れを一口含み、思い出す。

昼間のことを。

忌まわしい。
何故、自分が魔の者に・・・吸血鬼に好意を寄せられなければならないのだ。
魔の者の時間である、夜間に魔の者が入ってこられない教会から出たことは、まったくといって良いほどない。
其れなのに・・・。
思い出しただけでも、嫌悪の感情がわきあがる。
掴まれた腕が、ぞわり。と今でもあわ立つ。
その部分を切り落としたくなる。

それでも。
自分に向けられた、自分の為だけに向けられた想いは・・・。

一瞬よぎったその思考を、即座に否定する。

刹那であっても、考えてはいけないことだ。
あってはならない。
己の全ては、信仰と戒律とともにある。
流されてはいけない。

「こんなことを、考えて居ること自体が、流されている証拠か・・・」
呟き、彼は大聖堂へと向かう。

己を戒めるために。
主に、誓いを立てるために・・・。


そして、夜は更け、日が昇る。
                           続く。






****後書き的なもの。****

今回からは、ほんとにSS式です。
特に二話は。
話の流れを書いてあるネタ帳にも、二話に当たる部分だけぽっかり抜けてるんです・・・。(ネタが思いつかなくて)
想いが動いてゆく大切な場面だったりがあるので、悩みつつ書くと思います。
もう、本当にネタが思いつきません・・・。
どうすれば、自然な流れで大嫌い、生理的に受け付けない。が大好き。かけがえの無いモノ。になるのか・・・。さっぱりです。
このままだと、何事もなく、あっさり想いが通じ合いそうで、恐ろしいですよ・・・。
それだけは避けたいです・・・。
本当にちまちま進んでいくことでしょう。
では。





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こっそりとだけど楽しみに読み進んでたりします(ぐっ
やっぱり文字書きさんは凄いや~と思いつつ、次回を楽しみにしてますよー!
牧師とか凄く好きっす(ぁ

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プロフィール

氷櫻音羽

Author:氷櫻音羽
北に生息する妄想族。
主食は妄想。
ずっと二次元とラルクが好きだったけれど、KAT-TUNのデビューと共に三次元にも目覚めた駄目人間。

人生の岐路で迷走中のアラサーヲタク(涙)

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